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WiFiの接続が不安定なときの対処法をご紹介!

投稿日:2019年3月5日
更新日:

WiFiの接続が不安定なときの対処法をご紹介!

WiFiが不安定なときの対処法は?

WiFiを使っている最中に接続が切れたり、またすぐにつながったり。
接続が不安定だととてもストレスがたまりますよね。

そこで今回は、Wi-Fiの接続が不安定なときの対処法を紹介していきます。

Wi-Fiが不安定でお困りの方は、ぜひご参考ください!

WiFiが不安定な原因はルーターの位置

快適にWiFiを使おうと思うと、ルーターの設置場所がとても重要になってきます。

ひょっとすると、WiFiが不安定な原因はあなたの家のルーターの位置かもしれません。

WiFiが不安定になる主な原因

まずは、WiFiの接続が不安定になる主な原因を見ていきましょう。

ルーターとデバイスの距離が遠い

電波は近ければ近いほど強く、遠ければ遠いほど弱くなります。

見通しがいい場所であれば数10mから100mほど届くといわれていますが、障害物のある家庭ではもっと短くなってしまいます。

ルーターとデバイスの間に障害物がある

電波は障害物が増えるにつれてどんどん弱くなっていきます。

壁や天井、家具などがあると弱くなるため、ルーターとの距離が同じでも電波の強さに差が出てきます。

他の電波に干渉されている

住宅地やオフィス街の場合、たくさんの電波が飛び交っているため、それらの電波が干渉して接続が不安定になることがあります。

アクセスポイントの数はWiFiの設定画面で確認できますが、ほんとうにたくさんのアクセスポイントがあることが分かると思います。

また、電子レンジなどを使うとその電波に干渉されてしまうこともあります。

ルーターの設置場所を見直してみよう

以上の3点を踏まえて、ルーターの設置場所を見直してみましょう。

設置のポイントをまとめてみます。

できるだけ家の中心に近い場所に置く

どの部屋からでも接続しやすくなります。

電子レンジ、水、金属類の近くに置かない

電子レンジはWiFiに干渉してくる電波を発する家電であり、WiFiとは非常に相性が悪いです。

また、WiFiの電波は水中を通りにくく、金属は電波を反射してしまいます。

水周りは避けたほうが無難です。

床に直接置かない

床に直接置いてしまうと、床に電波が反射し広がりづらくなることがあります。

150cm以上の高さに置くことで繋がりやすくなるそうです。

部屋の角や棚の中などの開けていない場所を避ける

熱がこもりやすくなったり、電波が遮られてしまったりするため、速度が下がってしまう原因になります。

中継機を利用しよう

以上を試してどうしても繋がりにくい場合やもっと快適に使いたい場合は、中継機を利用するのも選択肢に上がります。

中継機はコンセントにさすだけでWiFiが届く範囲が広がる便利な装置です。

こちらも上記の設置場所を参考に効果的に配置すれば、家のどこにいても快適にWiFiが利用できるようになります。

ルーターの機種に合わせて選びましょう。

5GHzの電波を利用しよう

実は、WiFiには2.4GHzの電波と5GHzの電波が使われています。

従来のWiFiでは、2.4GHzの電波がよく使われていました。

そして、2.4GHzの電波は電子レンジやBluetooth機器でも使用されており、WiFiを使う際に干渉しあって接続が不安定になることがあります。

法律によって利用できる周波数が決まっているため、様々な無線機器が集中して混雑しやすいのです。

しかし、5GHzの電波はWiFi以外に使う機器が家庭にないので比較的高速で繋がりやすいです。

ただし、障害物に弱いという弱点もあるため、できるだけルーターの近くで使うのが良いでしょう。

5GHzの電波は最近のルーターであれば対応していることが多く、2.4GHzのものとは別のSSIDが割り当てられています。

BuffaloやNECのルーターは同じ番号で“G”と書いてあるものが2.4GHzで、“A”と書いてあるものが5GHzの電波です。

Elecomの場合は少し特殊なので、ご自宅のルーターの機種を確認してください。
なお、Elecoの製品Q&A「 Q.【Wi-Fiルータ】無線接続する際に「elecom・・・」や「logitec・・・」と表示されます。何を選択すればいいですか」で確認することができます。

ルーターに不具合がある場合

ルーターの場所を変えても接続が安定しない場合、ルーター本体に不具合がある場合があります。

これを解決する方法をいくつかご紹介します。

ルーターを再起動しよう

ルーターのコンセントを抜いて再起動する方法です。

機種によって異なりますが、コンセントを抜いて10分程度放置し、再度さしてしばらく待つことで接続できるようになることがあります。

ファームウェアをアップデートしよう

ルーターのファームウェアが最新でない場合、接続が不安定になることがあります。

アップデート方法はメーカーによって異なるので、ご自宅のルーターのメーカーをご確認ください。

アップデート方法は下記よりご確認いただけます。

Elecomのルーターの場合

機種によって解決方法が異なるので、こちらをご覧ください。

デバイスが原因でWiFiが不安定になる場合

ルーターだけでなく、デバイス側に問題があることもあります。

以下の方法を一度は試してみることをオススメします。

iPhone/iPadでWiFiが不安定になる場合

まずは、iPhoneやiPadを使っていてWiFiが不安定になる場合の対処法についてご紹介いたします。

WiFiの設定を一旦削除する

“設定”アプリの“WiFi”から対象のネットワークを選択し、ネットワークの設定を削除したあと再度接続します。

接続先のパスワードが必要なので、削除する前に確認しましょう。

iPhone/iPadを再起動する

WiFiに限らず、たいていの不具合が解決できる方法ですね。

スリープボタンを長押しし電源オフしたあと、スリープボタンを再度長押しすればOKです。

iPhone/iPadのiOSを最新バージョンにする

ソフトウェアが古い状態だと、WiFiの接続に問題が起こることがあります。

他の機能にも不具合が出ることがあるため、早急にアップデートしましょう。

設定アプリの一般、ソフトウェアアップデートに進み、「お使いのソフトウェアは最新です」と表示されれば最新のバージョンになります。

バックアップをとってからアップデートしましょう。

バックアップは定期的に!

アップデート中に不具合が出ると、データが破損してしまうことがあります。

それを防ぐために、定期的にバックアップすることをオススメします。

iCloud、もしくはiTunesでバックアップができます。

iCloudでバックアップ
設定アプリ内の上部にある自分のユーザー名、iCloudの順に進み、iCloudバックアップから作成。
ネットワーク接続が必要です。
また、iCloudの容量が足りなければバックアップができない可能性があります。
iTunesでバックアップ
PC側のiTunesを最新バージョンにし、PCにデバイスを接続します。
その際にデバイスのパスコードを求められたり、「このコンピュータを信頼しますか?」と聞かれることがありますが、画面上の案内にそって操作すれば大丈夫です。
iTunesにデバイスが表示されたら選択し、概要のページからバックアップをとりましょう。
バックアップを暗号化する場合はそのパスワードを覚えておく必要があります。

WiFiを使用しているアプリに不具合がないか確かめる

特定のアプリを使った時にWiFiが切れる場合、そのアプリに不具合が出ていることがあります。

最新バージョンでなければアップデートしたり、一旦アプリをアンインストールしたりすることをオススメします。

アンインストール(アプリ削除)の方法は?

アプリを長押しし、右上にでてくる×マークをタップすればアンインストールできます。

WiFiアシストを解除する

WiFiアシストとは、iPhone/iPadについている機能で、WiFiの接続状況が悪い時に、自動的にモバイルデータ通信に切り替えてくれるものです。

しかし、WiFiの電波状況が不安定なときにこの機能が働くと、しょっちゅうWiFiが繋がらなくなってしまいます。

WiFiアシストは、設定アプリのモバイルデータ通信の中でオフにすることができます。

静的IPを手動で設定する

手動でIPアドレスを設定する方法です。

設定アプリのWiFiから、接続しているネットワーク名の右端にあるインフォメーションアイコンをタップし、「IPアドレス」「サブネットマスク」「ルーター」「DNS」の数字をすべてメモします。

次に静的というタブをタップし、「IPアドレス」以外の数字を入力します。

「IPアドレス」は一番最後の数字を2〜254のうち、他の機器で使用していないものに変更し、入力してください。

大きめの数字の方が、重複する可能性が低くなるようです。

AndroidでWiFiが不安定になる場合

次は、Androidを使っていてWiFiが不安定になる場合の対処法についてご紹介いたします。

WiFiの設定を一旦削除する

“設定”アプリの“WiFi”から対象のネットワークを長押しすると、ネットワークを削除することができます。

iPhone同様、再接続時にパスワードが要求されるので確認しましょう。

Androidを再起動する

電源ボタンを長押しすることで再起動メニューがでてきます。

スリープ時のWiFi接続を維持する

Androidは、スリープ時にWiFi接続を維持するかどうかを設定することができます。

設定アプリのWiFi内の設定から、「スリープ時のWiFi接続を維持」という項目で「維持する」を選択します。

バッテリーの消費は速くなりますが、接続が切れにくくなります。

「維持しない」を選択するとデータ通信量が増加してしまうので、通信制限を気にするならば選択しない方がいいでしょう。

WiFi最適化をオフにする

バッテリーの保ちをよくしてくれる機能ですが、これが原因でWiFiが切れてしまうことがあります。

一度オフにしてみて、改善できるかどうか試してみることをオススメします。

こちらもWiFi内の設定からできます。

PCでWiFiが不安定になる場合

PCの場合、アップデートをした結果不具合がでてしまうことがしばしばあります。

基本的にはアップデートをする前に情報をネットで確認するようにしましょう。

Windows10の場合

電源オプションを高パフォーマンスにする

Windows10のデフォルトの設定では、消費電力を抑えるための処理においてWiFiが不安定になることがあります。

コントロールパネルにある、電源オプションにチェックを入れればOKです。

ドライバを更新する

Windows10であれば、ドライバをアンインストールしても自動的に適切なドライバを探してインストールしてくれます。

デバイスマネージャーを開き、ネットワークアダプターの項目から「Wireless Network」の無線アダプタを探します。

対象のアダプタを右クリックし、デバイスのアンインストールを選択したあと、PCを再起動してWiFiに接続できるか確認しましょう。

トラブルシューティングを実行する

起動しているアプリをすべて終了し、設定から更新とセキュリティをクリックします。

トラブルシューティング内のネットワークアダプターでトラブルシューティングを実行し、その結果の指示にしたがって操作しましょう。

Macの場合

ネットワークの設定を変更する

システム環境設定から設定できます。

ネットワークパネルの右下の詳細ボタンをクリックし、「このコンピュータが接続したネットワークを記憶」にチェックがついているか確認します。

次に、上部タブの「TCP/IP」をクリックし、IPv6の設定を「リンクローカルのみ」に変更すればOKです。

Bluetoothを切る

Bluetoothは2.4GHzの電波を用いているためWiFiに干渉することが多く、これを切ると接続が安定することがあります。

ただし、Bluetooth接続のマウスやキーボードを使っている場合は使用できなくなるので注意しましょう。

Bluetoothって?

無線通信の規格のひとつで、対応している機器同士はおよそ10m以内であれば、ケーブルなしでデータをやりとりすることができます。

イヤホンやスピーカー、マウスなどに利用されています。

WiFiに比べて消費電力が少ないため、長時間使用する機器に導入できるという長所があります。

ネットワーク診断を実行する

optionキーを押しながら、画面上部のWiFiアイコンをクリックすることで、メニューの一番下に「“ワイヤレス診断”を開く」という項目がでてきます。

これを実行し、その結果の指示にしたがって操作しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

少しの工夫でWiFiはとても快適に利用できます。

もしこれらの方法を試してもうまくいかなかったのであれば、修理に出すことも検討してみてください。

それでは、よいネットライフを!

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