
新幹線チケットはどうやって買う?
旅行や出張、帰省などで新幹線を利用することになったら、気になるのがチケットの買い方。
「初めて新幹線を利用するから、チケットの買い方が分からない」
「いつもの買い方よりもっと便利な方法を知りたい」
「自分に合った買い方を見つけたい」
などと思ったことはないでしょうか。
そこで今回は、新幹線チケットの買い方を購入場所ごとに分けて詳しくまとめていきます。
より便利な方法でチケットを購入し、ストレスなく新幹線を利用しましょう!
新幹線を利用するために必要なチケットは?

新幹線を利用するには乗車券と特急券が必要!
新幹線を利用するために購入しないといけないチケットは、乗車券と特急券です。
乗車券とは、「A駅からB駅まで移動する」という列車で移動する距離を確保するためのチケットです。
移動するための切符の名称を乗車券、金額のことを運賃と言います。
特急券とは、「A駅からB駅までをより早く移動したい」「A駅からB駅までより良い座席で移動したい」といった快適な移動を確保するためのチケットです。
快適に移動するための切符の名称を特急券、金額のことを特急料金と言います。

特急券で快適に!
例えば、東京駅から静岡駅まで列車で移動する場合、わざわざ新幹線を利用する必要はなく、運賃の3,350円を支払って乗車券を購入すれば、電車(在来線)で移動できます。
しかし、在来線で移動すると約3時間20分もの時間がかかり、席が空いていなければ長時間立ったままとなります。
これは、快適とは言えませんよね。
そこで、運賃とは別に特急料金の3,000円を支払って特急券を購入し、新幹線を利用します。
乗車時間は約1時間に短縮され、座席も確保することができます。
乗車券だけでなく特急券を購入することで、快適に移動することができるようになるということですね。
新幹線は、乗車券と特急券の2つのチケットが無ければ利用できないということを知っておきましょう。
なお、新幹線の乗車券や特急券については、本サイトの「新幹線の乗車券と特急券の違いは?料金の仕組みなどをご紹介!」という記事でご紹介していますので、もっと詳しく知りたいという方はこちらをご参考ください。
乗車券と特急券の違いはこちらでご紹介しています!
https://transportationjp.com/shinkansen/shinkansen-guide/jousyaken-tokkyuken/
みどりの窓口での新幹線チケットの買い方

みどりの窓口での買い方は?
まずご紹介する新幹線チケットの買い方は、最も基本的なみどりの窓口での購入方法です。
新幹線を利用する機会が少ない方は、色々と質問しながら購入することができるみどりの窓口がおすすめです。
順を追って詳しくご紹介していきますので、ぜひご参考ください。
みどりの窓口はどこにある?
みどりの窓口はJRの駅構内にあり、ここで切符の購入や変更、払い戻しなどをすることができます。
ただし、みどりの窓口は、JRの全ての駅に設けられているわけではありません。
まずは最寄りのJR駅にみどりの窓口があるか調べてみましょう。
- JR東日本:みどりの窓口がある駅を探す
- JR西日本:みどりの窓口がある駅を探す
- JR九州:みどりの窓口がある駅を探す
- JR北海道:みどりの窓口がある駅を探す
- JR東海:きっぷうりばがある駅を探す
※JR東海では、みどりの窓口の名称を「きっぷうりば」としています。
最寄り駅にあることをチェックしたら、営業時間内にみどりの窓口に行きましょう。
なお、大きな駅のみどりの窓口の場合、「新幹線切符の購入専用窓口」「払い戻し専用窓口」といったように窓口によって作業を分担していることがありますので、必ず購入窓口に行くようにしてください。
みどりの窓口は混み合っていることが多いため、うっかり違う窓口に並んでいると時間を大幅に無駄にしてしまいます!注意してくださいね。
みどりの窓口で乗りたい新幹線の条件を伝える
みどりの窓口に到着したら、窓口の係員に
- 乗車日時(例:11月5日の午前9時頃)
- 乗車区間(例:東京駅から博多駅まで)
- 利用人数(例:大人2名と子供1名)
- 座席の種類(例:普通車の指定席)
など、乗りたい新幹線の条件を伝えます。
乗車日時はどう伝えればいい?
乗車日時は、出発時間と到着時間のどちらを基準にしても大丈夫です。
例えば、「○月○日の朝10時頃に東京駅を出て、新大阪駅で降りたい」や「○月○日に東京駅を出発して、新大阪駅に昼の12時頃に着きたい」といったように、伝えやすい方法で問題ありません。
乗車区間はどう伝えればいい?
乗車区間は、基本的には利用したい新幹線の駅名を伝えるだけです。
注意しなければいけないのは、新幹線に乗る前や降りた後にもJRの在来線を利用する場合。
例えば、
- 新幹線を降りてからJR特急列車に乗り換える
- JR在来線から新幹線に乗り換える
といったような場合です。
この場合、乗車券の区間が新幹線の区間+在来線の距離になりますので、最初にきちんと伝えておきましょう。
乗車券は、区間ごとに別々で購入するよりも、通しで購入した方が安くなるからです。
損をしないためにも、窓口の係員に相談しながら、どこからどこまで行きたいのかをきちんと伝えましょう。
利用人数はどう伝えればいい?
利用人数は、「大人」「子供」「幼児」「乳児」の人数を伝えます。
「大人」とは、12歳以上のことです。
中学生以上は大人料金を支払うことになります。
※12歳の誕生日を迎えていても、小学生は子供料金となります。
「子供」とは、6歳以上~12歳未満のことです。
小学生は子供料金を支払うことになります。
※6歳の誕生日を迎えていても、小学校入学前は幼児です。
「幼児」とは、1歳以上~6歳未満のことで、「乳児」は1歳未満のことです。
大人または子供のどちらか1名に同伴されている場合、幼児・乳児の2人までが無料で乗車することができます(3人目からは子供料金を支払うことになります)。
大人と子供の合計が2名であれば、幼児・乳児を4人無料で乗せることができるということですね。
ただし、無料となるのは大人または子供の膝上に乗車する場合のみ。
幼児や乳児が指定席やグリーン席を1人で利用する場合は、子供料金を支払うことになります。
新幹線のチケット料金は年齢によって大きく異なるので、きちんと伝えるようにしましょう。
なお、新幹線の子供料金については、本サイトの「新幹線の子供料金は何歳から?料金の計算方法も知りたい!」という記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はそちらもご参考ください。
新幹線の子供料金はこちらでご紹介しています!
https://transportationjp.com/shinkansen/shinkansen-guide/fare-child/
座席の種類はどう伝える?
座席の種類は、「普通車指定席」「普通車自由席」「グリーン車指定席」「グランクラス」など、どの座席が良いのかを伝えます。
※グランクラスは、北海道・東北新幹線と北陸新幹線のみ
- 広いシートにゆったり腰掛けながら移動したいからグリーン車の指定席
- 通常のシートで座席は確保したいから普通車の指定席
- 通常のシートで座席も確保する必要が無いから普通車の自由席
など、事前にどの座席が良いか決めておきましょう。
また、このときに窓側や通路側、喫煙をされる方は喫煙車(または喫煙ルーム付近)が良いということも伝えます。
※利用される新幹線によっては、喫煙車や喫煙ルームが無いこともあります。
ちなみに、新幹線は座席の種類ごとに号車が分かれています。
16両編成の東海道新幹線「のぞみ」で例えると、1号車から3号車までが普通車自由席、4号車から7号車までと11号車から16号車までが普通車指定席、8号車から10号車までがグリーン車指定席となっています。
グループでの利用で、まとまって座りたいなら、座席の種類も合わせる必要があります。
窓口係員に新幹線の空席を案内してもらう
乗りたい新幹線の条件を伝えると、係員が希望に合った新幹線の空席を調べてくれます。
より希望に近い新幹線を案内してもらえるので、少し待ちましょう。
案内された新幹線で良ければ支払いに進み、もっと別の新幹線が良い場合は再度検索をお願いすることもできます。
みどりの窓口で新幹線チケット代を支払う
新幹線のチケット代は、必ずその場で支払う必要があります。
「チケットは今受け取って、乗車日にチケット代を支払う」といった後払いは一切できません。
支払い方法は、現金またはクレジットカード決済のどちらかとなります。
新幹線のチケット代を現金で支払うメリット・デメリット
現金で支払う場合のメリットは、予定の変更などで新幹線チケットが不要になった場合、現金で払い戻しを受けられる点です。
クレジットカードで支払うと、払い戻しはクレジットカード会社を通してのマイナス計上となり、締め日をまたいでしまうと翌月(または翌々月)になってしまい、時間がかかってしまいます。
これが現金なら、払い戻したその場で返金してもらうことができます。
現金で支払う場合のデメリットは、新幹線チケットは高価なため、財布の中に十分な現金が無ければ事前に銀行やATMで引き出す手間がかかる点が挙げられます。
あるアンケートで「財布の中に平均いくらの現金を入れていますか?」という内容の調査をしたところ、20代の平均は約9,600円、30代の平均は約13,000円、40代の平均は15,500円という結果だったそうです。
東京ー新大阪間の片道チケット代は14,450円なので、平均からすると事前に引き出す必要があり、手間がかかることがお分かりいただけるかと思います。
※東京ー新大阪間の片道チケット代は、通常期にのぞみ指定席を利用した場合で算出しています。
新幹線のチケット代をクレジットカードで支払うメリット・デメリット
クレジットカードで支払う場合のメリットは、カード会社のポイントを貯めることができる点。
一度に数万円かかる新幹線チケットなら効率よくポイントを貯めることができ、貯まるポイントの分だけチケット代がお得になります。
クレジットカードで支払う場合のデメリットは、現金で支払う場合のメリットでもお伝えしましたが、払い戻しに時間がかかる点です。
クレジットカードで支払う場合のメリットやデメリットについては、本サイトの「新幹線チケットはクレジットカード払いでお得に!注意点や払い戻し方法もご紹介」という記事で詳しくご紹介していますので、クレジットカード払いを検討している方はこちらもチェックしてみてください。
クレジットカードで新幹線チケットを買う場合のメリット・デメリットはこちら!
https://transportationjp.com/shinkansen/shinkansen-guide/creditcard/
領収書が必要なら申し出る
支払いが終わると、新幹線チケットを発券してもらうことができます。
このとき、領収書が必要な方は申し出るようにしましょう。
チケット発券時に申し出れば、チケットと同じ形状の領収書を発行してもらうことができます。
この領収書は、宛名は自分で記入することになり、但し書きは「JR乗車券類」などと印字されています。
手書きの領収書がほしい方は、「手書きの領収書を発行してください」と伝えましょう。
新幹線の領収書については、本サイトの「新幹線の領収書を発行してもらう方法を紹介!もらい忘れや再発行したいときはどうする?」という記事でご紹介していますので、そちらもご参考ください。
新幹線の領収書についてはこちら!
https://transportationjp.com/shinkansen/shinkansen-guide/receipt/
指定席券売機での新幹線チケットの買い方

指定席券売機での買い方は?
JRの駅には、指定席券売機が設置されており、この端末でも新幹線チケットを購入することができます。
※指定席券売機という名称ですが、自由席の新幹線チケットも購入できます。
JRの全ての駅に設置されているわけではありませんので、まずは最寄り駅に指定席券売機があるかチェックしましょう。
- JR東日本:指定席券売機がある駅を探す
- JR西日本:みどりの券売機がある駅を探す
※JR西日本では、指定席券売機の名称を「みどりの券売機」としています。 - JR九州:指定席券売機がある駅を探す
- JR北海道:指定席券売機がある駅を探す
- JR東海:自動きっぷうりばがある駅を探す
※JR東海では、指定席券売機の名称を「自動きっぷうりば」としています。
指定席券売機では、タッチパネルを操作しての購入となります。
みどりの窓口が混み合っているときでも、指定席券売機は空いていることが多いので、忙しい方はこちらで購入するのがおすすめです。
指定席券売機での購入が初めての場合、操作手順が分からず戸惑うこともあるかと思いますので、一から詳しくご紹介していきます。
新幹線チケットを指定席券売機で購入する際の操作手順
指定席券売機での買い方を順を追ってご紹介していきます。
①トップ画面の「検索画面」ボタンをタッチする
トップ画面に「乗換案内から購入」または「時刻検索から購入」と書かれたボタンがありますので、そちらをタッチしましょう。
タッチすると、新幹線の条件を指定していく画面に切り替わります。
②乗車したい新幹線の条件を指定する
条件を指定する画面に切り替わったら、
- 出発駅
- 到着駅
- 利用日時
- 人数
など、希望する条件を選んでいきましょう。
選択が終わったら、画面右下の「検索」をタッチします。
③乗車する新幹線を選択する
新幹線の列車名や時間帯、空席状況などの検索結果が表示されます。
希望に合った時間帯の新幹線があれば、タッチして指定しましょう。
④必要なチケットを選択する
乗りたい新幹線を選んだら、必要なチケットを選択する画面が表示されます。
新幹線の場合、特急券と乗車券が必要なので、「特急券+乗車券を購入する」を選択しましょう。
⑤座席の種類を選択する
選択した新幹線の座席の種類(自由席・指定席・グリーン車など)を選択しましょう。
空席状況を表す「○」や「×」などのマークがボタンとなっていますので、希望する座席の「○」を選んでから「確認」をタッチしましょう。
※満席の場合は「×」と表示されており、選択することはできません。
⑥座席を指定する
指定席券売機では、座席の位置を指定することができます。
座席の指定は
- 窓側・通路側
- A席・B席・C席・D席・E席
- 座席表から選ぶ
など、様々な方法で選ぶことができます。
「座席表から選ぶ」を選択すれば、乗車したい新幹線の空席を確認することができ、より細かな座席指定を行うことができます。
⑦乗車券の種類を選択する
乗車券を「片道」または「往復」のどちらにするのかが表示されますので、選択しましょう。
往復の場合は、有効期間が帰りの乗車日以上あるかどうかを必ずチェックしましょう。
⑧新幹線チケットの内容を確認する
指定した新幹線チケットの最終確認画面が表示されます。
- 出発日
- 人数
- 区間
- 列車名
- 普通車またはグリーン車
- 禁煙または喫煙
など、全ての内容が表示されますので、間違いがないかしっかりとチェックし、「確認」をタッチしましょう。
⑨チケット代を支払う
支払画面が表示されたら、現金またはクレジットカードで支払います。
領収書が必要な場合は、現金を投入またはクレジットカードを決済が完了した後に表示される「領収書」というボタンをタッチすると、切符と一緒に領収書が発券されます。
⑩新幹線チケットを受け取る
あとは新幹線チケットが出てくるのを待つだけです。
お釣りやきっぷの取り忘れには十分注意しましょう。
指定席券売機のお試し版を利用してみる
指定席券売機やみどりの券売機には、どのように操作するのかを知ることができるお試し版があります。
事前に操作方法を確認したい方は、下記リンクからお試しください。
電話での新幹線チケットの買い方

電話での買い方は?
JR九州が運行する九州新幹線は、電話予約サービスを行っています。
それ以外の路線の新幹線は、電話で予約することはできません。
※以前はJR西日本も行っていましたが、2017年9月にサービスの提供を終了しました。
※現在、JR西日本で電話予約できるのは、一部のトクトクきっぷのみとなります。
九州新幹線を利用する場合は、電話予約サービスも便利な買い方ですので、詳しくご紹介していきます。
JR九州電話予約サービスで購入できる切符は?
JR九州電話予約サービスでは、九州新幹線(博多~鹿児島中央間)の指定席特急券と乗車券を予約・購入することができます。
その他の路線となる
- 東海道新幹線
- 山陽新幹線
- 北海道新幹線
- 東北新幹線
- 秋田新幹線
- 山形新幹線
- 上越新幹線
- 北陸新幹線
の切符は購入することができません。
また、九州新幹線の自由席特急券も購入することはできません。
JR九州電話予約サービスでの買い方は?
JR九州電話予約センターの営業時間に電話をかけて、
- 乗車日時
- 乗車区間
- 人数(大人・子供)
- 座席の希望
- 電話番号
- 支払方法
など新幹線の条件を伝えると、オペレータオーが九州新幹線の指定席を予約してくれます。
予約できるのは、発売が開始されている切符のみとなり、事前予約などは受け付けてもらえません。
発売開始のルールはJR各社と同じで、乗車日一ヶ月前の同じ日の朝10時からとなっています。
※例:乗車日が10月10日の新幹線チケットなら、9月10日の朝10時から発売開始
乗車一ヶ月前に同じ日がない場合は、同月の1日朝10時から発売が開始されます。
例:乗車日が12月31日の場合、11月には31日がないため、12月1日の朝10時から発売開始
新幹線チケットを予約したら、
- 購入する(クレジットカードの番号等を伝えて決済する)
- 予約だけ(購入期限までにみどりの窓口等で支払う)
のどちらかを選択します。
購入と予約ではその後の流れが変わりますので、ここからはそれぞれ分けてご紹介します。
こちらの記事もおすすめ!
https://transportationjp.com/shinkansen/shinkansen-guide/when/
JR九州電話予約サービスで購入する場合
JR九州電話予約センターに電話をして予約が完了したら、そのまま口頭でクレジットカード決済ができます。
利用できるのは本人名義のクレジットカードのみとなり、電話口で本人確認をしてからの決済となります。
※家族や他人のクレジットカードは一切利用できませんので、代理で購入することはできません。
また、デビットカードなどのクレジットカード以外の決済カードについても、クレジットカードのブランドマークがあれば、決済できる場合があります。
使用できるかどうかはカード発行会社に問い合わせみましょう。
なお、割引証が必要な予約は、クレジットカードで決済することはできません。
クレジットカード決済をして購入した新幹線チケットは、JR九州の「みどりの窓口」または「JR九州旅行支店」で受け取りが可能です。
新幹線チケットの受け取りには、
- 予約番号
- 氏名
- 決済に使用したクレジットカード
が必要となります。
チケットの受け取りは本人のみとなり、家族であっても代理の受け取りはできません。
また、新幹線チケットは列車出発時刻の20分前までに受け取るようにしましょう。
乗車日当日までに新幹線チケットを受け取らなかった場合、自動では払い戻されません。
電話予約センターに連絡し、受け取らなかったチケットのうち有効期間内のものだけ、手数料を差し引いた上で返金の手続きがされます。
指定席特急券は、出発してしまうと払い戻しができなくなりますので、一切返金されません。注意しましょう。
※クレジットカード会社を経由することとなりますので、すぐには返金されません。
JR九州電話予約サービスで予約する場合
JR九州電話予約センターで電話予約をして、支払いの際に新幹線チケットを受け取ることもできます。
この場合、購入期限が設けられます。
乗車日一ヶ月前朝10時~乗車日10日前までの新幹線チケットを予約した場合、予約日を含めて8日以内が購入期限となります。
乗車日の9日前~2日前までの新幹線チケットを予約した場合は、乗車日の2日前までが購入期限となります。
電話で予約したものの、支払いをせずに購入期限が過ぎてしまったら、指定席は自動的に取り消されてしまいます。
その場合、再度予約が必要となり、空席が無ければ予約することができなくなってしまいますので、注意しましょう。
支払いやチケットの受け取りは、JR九州の「みどりの窓口」または「JR九州旅行支店」で行います。
新幹線チケットの受け取りには、
- 予約番号
- 氏名
が必要となり、割引証などを利用される場合は、割引証も持参しましょう。
また、チケットの受け取りは本人のみとなり、家族であっても代理の受け取りはできません。
JR九州電話予約サービスで予約・購入した新幹線チケットの払い戻し方法は?
新幹線チケットを受け取る前であれば、電話予約センターで払い戻し手続きを行うことができます。
このとき、クレジットカードで決済していたら、払い戻し手数料がかかることがあります。
新幹線チケットを受け取った後になると、電話予約センターで払い戻し手続きを行うことはできません。
この場合は、みどりの窓口またはJR九州旅行支店にチケットを持っていき、払い戻し手続きを行います。
払い戻しの際には所定の払い戻し手数料がかかることがあります。
払い戻しにかかる手数料などはJRのルールと同じなので、気になる方は本サイトの「新幹線の切符は払い戻しできます!キャンセル方法や払い戻し手数料は?」という記事でご紹介していますので、チェックしてみてください。
新幹線の払い戻しについてはこちらでご紹介しています!
JR九州電話予約サービスの営業時間や電話番号は?
JR九州電話予約サービスを利用される方は、下記の連絡先をご参考ください。
営業日時 | 8:00~20:00/年中無休 |
---|---|
電話番号 | 050-3786-3489 |
公式HP | JR九州電話予約サービス |
インターネットでの新幹線チケットの買い方

インターネットでの買い方は?
JR各社のウェブサイトで新幹線チケットを購入することもできます。
ただし、会員登録が必要で、利用するサービスによっては年会費が発生したり、JRのクレジットカードを作る必要があったりと、敷居は高めに設定されています。
頻繁に新幹線を利用するのであれば、ネット限定の割引を受けることなどもできますので、お得になります。
利用する新幹線によってどのウェブサイトで会員登録をするのかも異なってきますので、詳細については下記の公式ホームページをご参考ください。
運営会社 | サービス名 |
---|---|
JR東日本 | えきねっと |
JR東日本 | モバイルSuica |
JR東海 | エクスプレス予約 |
JR東海 JR西日本 |
スマートEX |
JR西日本 | e5489 |
JR九州 | JR九州インターネット列車予約サービス |
会員登録が不要の新幹線予約サイトもあります!

会員登録が不要の新幹線予約サイトを利用する
新幹線予約サイト きっぷるでは、全国の新幹線とJR特急列車の予約が可能です。
※予約できるのは普通車指定席・グリーン席・グランクラスとなり、自由席の新幹線チケットは予約できません。
予約した新幹線チケットは、自宅や会社といった希望のお届け先にヤマト運輸の宅急便で配達されます。
支払方法も「クレジットカード決済」「コンビニ決済(コンビニで現金払い)」「ネットバンキング決済」「銀行振込」と豊富な選択肢から選ぶことができます。
トップ画面に検索フォームが設置されていますので、
- 希望の路線(東海道新幹線や東北新幹線など)
- 乗車駅と降車駅(東京駅-新大阪駅、仙台駅-新青森駅など)
- 座席の種類(普通車指定席・グリーン・グランクラス)
- 乗車日と時間帯(時間帯は何時代に出発するかを選択します)
- 人数
を選択して、「空席照会・予約」のボタンを押せば、条件に合った新幹線が表示されます。
あとは希望の新幹線を選択したり、配送先情報を入力、支払い方法の選択などをすれば、予約は完了。
入金確認後、1~3日以内には新幹線チケットが発送され、到着します。
忙しくてなかなか新幹線チケットを買いに行くことができない方にとってはとても便利なサイトなので、一度チェックしてみてください。
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旅行会社での新幹線チケットの買い方

旅行会社での買い方は?
旅行会社のカウンターでも新幹線のチケットを購入することができます。
この場合、
- 通常の新幹線チケット
- 新幹線チケット+宿泊などのパック商品
など、様々な種類から選んで購入することとなります。
カウンターで色々と相談することができるため、安心して購入することができます。
注意しなければいけない点は、パック商品などで手に入る新幹線チケットにはJRの切符のルールが適用されない場合があるということ。
変更や払い戻しができないこともありますので、購入前にどのような新幹線チケットなのかを確認しておくと安心です。
また、全ての旅行会社が新幹線チケットを販売しているわけではない点にも注意が必要です。
よく行く旅行会社の店舗がある場合、そのお店で新幹線チケットを取り扱っているのかを事前に確認しておくことをおすすめします。
金券ショップでの新幹線チケットの買い方

金券ショップでの買い方は?
金券ショップでも新幹線のチケットを買うことができます。
金券ショップで主に販売されている新幹線チケットは、回数券となります。
回数券は6枚で1セットになっているものが多く、通常は1セット購入することになりますが、バラ売りされている金券ショップでは1枚から購入することができます。
回数券を使えばお得に新幹線を利用することができますが、払い戻しができない場合があったり、自分で指定席を取ったりする必要があるため、慣れていない方にはあまりおすすめできません。
新幹線の回数券については、本サイトの「新幹線回数券の使い方や種類がわかる!うまく使えば便利でお得!」で詳しくご紹介していますので、こちらをご参考ください。
新幹線回数券についてはこちらでご紹介しています!
https://transportationjp.com/shinkansen/shinkansen-guide/kaisuken/
状況に応じて新幹線チケットの買い方を選ぶ
新幹線チケットの買い方についてご紹介をしてきましたが、自分に合った方法は見つかりましたでしょうか。
新幹線チケットの買い方は一つではありませんので、その時々の状況で選び、より快適に新幹線の旅を楽しみましょう。