稚内空港ってどんな空港?
稚内空港は、稚内市街地まで約12㎞の場所に位置しています。
国の空港設備設計に則り、航空機の大型化に対処するため、東京(羽田空港)直行便と新千歳空港のジェット機就航を前提に旅客数20万人、貨物取扱量1,000tまで対応可能な施設規模となっていた稚内空港。
さらにビル増改築工事に着手し、1998年7月から供用開始で現在では新千歳空港間と羽田空港間が運航されています。
稚内空港と結ばれている空港
- 新千歳空港
- 羽田空港
稚内空港のアクセス方法について
バスでのアクセス
専用バス
- フェリーターミナル(所要時間:約35分)
- ANAクラウンプラザホテル前(所要時間:約33分)
- 駅前ターミナル(所要時間:約30分)
- 南駅前(所要時間:約23分)
- 潮見5丁目(所要時間:約8分)
- 運賃:大人600円、小児300円
稚内空港の各種サービスについて
案内・お問い合わせ
- 案内所
手荷物・宅配・郵便
- コインロッカー
その他施設・サービス
- レンタカー
- レストラン
- 売店
稚内空港の周辺観光情報について
大沼
稚内空港から約3㎞離れた場所にある大沼は、周囲約10km、最深1.5m程度で、周囲は湿原地帯です。
春と秋には、1日に約5,000羽のコハクチョウが飛来し、ハクチョウの他にもマガン、アオサギ、オオワシなど、通年100種以上の野鳥が観察できます。
また、ミズバショウを始めとする四季折々の花が目を楽しませてくれるスポットでもあります。
日本最北端の地の碑(宗谷岬)
宗谷岬の先端である北緯45度31分22秒の「日本最北端の地」を標す記念碑です。
北極星の一稜をモチーフに、中央には北を示す「N」、台座の円形は「平和と協調」を表しています。
海に向かってこの地に立つと、前方三方が海、正面に43km先のサハリンの島影が浮かび上がり、日本の最北端であることを実感できます。
ノシャップ岬
アイヌ語でノッ・シャムといい「岬が顎のように突き出たところ」「波の砕ける場所」の2つの意味があると伝えられているノシャップ岬は、夕日の美しい景勝地として知られ、利尻富士や花の浮島とも呼ばれる礼文島も一望することができます。
ノシャップ岬のシンボル、赤と白のストライプが目を引く稚内灯台は、高さ42.7mと全国で第2位の高さを誇ります。
青少年科学館
天体観測や南極観測の資料を展示している博物館です。
ノシャップ岬周辺にあります。
ノシャップ寒流水族館
幻の魚イトウをはじめ北方系の魚たちが大回遊水槽で群遊する姿を見られる水族館です。
ノシャップ岬周辺にあります。
抜海港
毎年冬になるとやってくる野生のゴマフアザラシたちの休息地海面からひょこっと顔を出す愛らしい姿や浅瀬になった砂地の上やテトラポットの上にのんびりと寝ころがっています。
その姿は概ね10月末頃から4月中頃まで見られ、11月からGW頃までは「アザラシ観察所」が開設されるため、暖を取りながら観察カメラでアザラシの観察をすることができます。
副港市場
底引き網漁などで栄えた第一副港に2007年4月にオープンした複合商業施設 海産物などのお土産品を販売する市場棟や、日帰り入浴温泉施設の稚内天然温泉「港のゆ」、屋外には屋台村「波止場横丁」もあり、ロシア料理などを味わうことができます。
南極観測樺太犬記念碑・樺太犬供養塔
日本が初めて南極観測に参加するにあたって、20頭の樺太犬が現地での物資輸送を目的に派遣されました。
樺太犬たちは厳寒の南極大陸で、調査のために大活躍し多大な貢献をしました。
この碑はその樺太犬の功績を称えたもので、ブロンズ像はジロをモデルにしています。
また南極で亡くなった犬たちの慰霊碑、樺太犬供養塔も建っています。
間宮林蔵の立像
初めて日本から樺太に渡り、樺太が島であることを発見した探検家の間宮林蔵の偉業を称えた立像です。
林蔵は、世界地図に日本でただ一人「間宮海峡」という日本人名を残しました。
旧海軍望楼
ロシアとの国交が悪化した1902年に国境の防備として作られた要塞で、日露戦争時には宗谷沖で行われたロシア軍艦「ノーウィック号」と日本海軍巡洋艦「対馬」「千歳」との戦いを見守りました。
展望上からは宗谷海峡を一望することができます。