南大東空港ってどんな空港?
南大東空港は、那覇空港ー南大東空港間を1日2往復、北大東空港ー南大東空港間を1日1往復運航しています。
1934年に旧日本軍により海軍飛行場として建設され、1961年に滑走路等の整備、1968年には滑走路1,200mの整備が完了し、就航が開始しました。
その後、1972年の本土復帰に伴い航空法が適用されたことで、滑走路の短縮運用となり、1974年からは滑走路800mでの供用を開始しました。
悪天候や横風の影響での欠航が多いことが見直され、1997年より大型化に対応する新空港として移転整備し、共用を開始しています。
南大東空港と結ばれている空港
- 那覇空港
- 北大東空港
南大東空港の各種サービスについて
案内・お問い合わせ
- 案内所
その他施設・サービス
- 観光プラザ
- 売店
南大東空港の周辺観光情報について
ビジターセンター(島まるごと館)
「南大東島まるごとミュージアム」は「まるごと館」を情報の集め発信する活動の場とし、子供からお年よりまで島のすべての人が集い参加することによって作られる、生きたミュージアムです。
星野洞
島の北側にある星野洞は、「ふるさと創生基金」にて観光資源として開発され、平成6年に落成しました。
洞内には多数の石柱・つらら石・石筍などの鍾乳石があり、神秘の世界を披露し地元民や観光客を魅了しています。
大池のオヒルギ群落
南大東島の北部にある「大池」の北端周辺にある湿地帯には、数千本のオヒルギが群生しています。
オヒルギは本来泥土質の海岸に生育する樹林(マングローブ)を成す構成種であり、オヒルギがこのように内陸部に分布することは南大東島の珊瑚礁の発達と地盤の変動の経過を示すものと考えられ、内陸封鎖型のオヒルギとして特異な生態を現したものとして学術上価値が高いといわれています。
南大東島東海岸植物群落
大東島東海岸の通称「海軍棒」と呼ばれる岩礁地を含む一帯にあり、この地域にはミズガンピを主としたオオソナレムグラ・ボロジノニシキソウ・アツバクコ・ウスジロイソマツ等の混生した群落が見られます。
その中でもボロジノニシキソウの群落は南北大東以外にマリアナ諸島・オーストラリア等の極限られた地域でしか見ることのできない学術上貴重な群落となっています。
海水プール
海辺の岩礁を掘り取った自然のプールです。
島には砂浜がないため、人工堀込式プールで夏を楽しみことができます。
安全に泳ぎながら熱帯魚やカニを捕まえられるのは、自然のプールならではの楽しみ方です。
日の丸山展望台
1980年に設置され、展望台上に立つと島内全景を一望することができます。
戦時中は電波探知機部隊の陣地で、現在でもその壕跡が残っています。
ラム酒工場
旧南大東空港跡地をリユースした工場。
南大東のサトウキビを原料とした国産ラム酒「COR COR(コルコル)」が作られています。
南大東島を代表するの特産品の一つとなっています。
琉球松並木
琉球松には、琉球赤松、琉球黒松がありますが、一般的に琉球松といえば琉球赤松を指します。
沖縄地方と小笠原地方に分布していますが、第二次世界大戦で大半が焼失し、貴重樹木となっています。
夕日の広場
南大東島で夕日を一番綺麗に見ることができるスポットです。
星野洞と西港の間にあるため、星野洞見学のあとに立ち寄るのがおすすめです。
夏には一面がひまわりに覆われ、素敵に変身します。
シュガートレイン
開拓時代から約80年間、サトウキビの島内運搬を担った列車です。
現役を退いてからは開拓時代のシンボルとして文化センター横に展示されています。
南大東のグルメ情報について
基本情報
海の幸ではマグロやサワラが有名です。
新鮮なマグロは絶品で、獲れたてのマグロの刺身はクロマグロにも負けない美味しさです。
運が良ければ、漁協でマグロの解体も見られるときもあります。また、知名度も高くなった「大東寿司」のネタでもあるサワラ。
最近では沖縄本島でも大東寿司を見かけますが、地元で食べる大東寿司は格別です。
その他にも、狭い島ではありますが広大な農地を有しており、野菜・果物に恵まれています。
特産品として知名度の高いサトウキビや、ジャガイモ、カボチャは名品です。