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新幹線の予約はいつから?年末年始やお盆のチケットは早めに取っておこう!

投稿日:2018年6月27日
更新日:

新幹線の予約はいつから?年末年始やお盆のチケットは早めに取っておこう!

新幹線のチケットはいつから予約できるの?

ゴールデンウィークやお盆、年末年始など、帰省や旅行のピーク期になると、「新幹線の乗車率が120%」といった情報を目にすることがあるかと思います。
乗車率が120%程度になると、全ての座席が埋まっていて、座席を確保できなかった人たちは列車のデッキ部分などに立ちっぱなしで新幹線を利用することになります。

こんな状況を目の当たりにすると、
「長時間立ったままなんて絶対に嫌だ!」
「新幹線を利用するときは、必ず指定席きっぷを手に入れよう!」
と思う方が大半かと思います。
特に、小さなお子様がいたり、長時間の移動になったり、大人数で利用することを考えている場合は、なおさら座席を確保することが重要になりますよね。

しかし、お盆や年末年始の新幹線チケットは、発売開始後すぐに売り切れてしまいます。

争奪戦となる新幹線チケットを手に入れるために必ず知っておかなければならないのが、発売開始日時。
いつから新幹線チケットを予約できるのかを知っていれば、発売開始時に購入を試みることができ、希望の列車の新幹線チケットを手に入れられる可能性が格段に上がります!

そこで今回は、新幹線の予約はいつからできるのかをご紹介するとともに、予約方法や予約が必要な新幹線チケットの種類などもまとめていきたいと思います。

年末年始やお盆の帰省のために新幹線チケットを購入する予定がある方はぜひご参考ください。



新幹線の予約はいつからできる?

新幹線の予約はいつからできる?

新幹線の予約は一ヶ月前の同日から!

まずは、新幹線の予約開始日時についてご紹介します。

新幹線のチケットは、乗車予定日の一ヶ月前の同じ日の午前10時から発売が開始されます。

乗車予定日(新幹線を利用したい日)が12月30日なら、その一ヶ月前の同じ日なので、11月30日の朝10時から新幹線チケットの予約ができるということです。

新幹線を運行しているJR各社によって、新幹線の発売開始日時が異なることはありません。
JR東海の東海道新幹線も、JR東日本の東北新幹線なども、JR九州の九州新幹線も、全ての新幹線が乗車予定日一ヶ月前の朝10時から発売開始となります。



利用予定日の一ヶ月前に同じ日がないときはどうなる?

一ヶ月前に同じ日がない場合は利用予定日の同月1日から発売開始

同じ日がないときは1日から発売されます!

発売開始日に新幹線チケットを予約することを考えている方に気をつけてもらいたい点が、乗車予定日の一ヶ月前に同じ日がない場合のこと。

こういった場合は、乗車予定日と同じ月の1日の朝10時から発売が開始されます。

例えば、10月31日に使う新幹線チケットは、通常なら一ヶ月前の同じ日なので、9月31日が発売開始日です。
しかし、暦上9月は30日までなので、乗車予定日(10月31日)と同じ月の1日、すなわち10月1日が発売開始日となります。

一ヶ月前に同じ日がない場合の発売日時
3月29日
※うるう年でない場合
3月1日 10:00から発売
3月30日
3月31日
5月31日 5月1日 10:00から発売
7月31日 7月1日 10:00から発売
10月31日 10月1日 10:00から発売
12月31日 12月1日 10:00から発売

上の表は、一ヶ月前に同じ日がない場合の発売日時をまとめたものです。

争奪戦になりやすい12月31日の新幹線チケットを予約できるのは、12月1日の朝10時から。
1月1日の新幹線チケットも、同じく12月1日の朝10時から予約することができます。

一ヶ月前に同じ日がないのは年間でたったの数日ですが、意外と知られていないことなので、覚えておくと便利ですよ。



新幹線の予約が往復の場合はいつから?予約方法は?

新幹線の往復チケットの予約はいつからできる?

往復予約の場合は二つの方法があります!

往復で新幹線を利用しようと考えている場合、行きと帰りとでチケットの発売日が異なります。

例えば、行きの利用日が12月30日で、帰りの利用日が1月3日だとすると、発売日は行きが11月30日、帰りが12月3日となります。

このような場合、

  • 行きと帰りのそれぞれの発売日に合わせて二回チケットを予約する
  • 帰りの発売日に合わせて往復のチケットを一回で予約する

という二つの予約方法があります。



往復の新幹線チケットをそれぞれの発売日に予約する場合

行きと帰り、それぞれの発売日に合わせて予約する場合のメリットは、希望の列車のチケットを手に入れられる可能性が高いということ。

年末年始などの新幹線チケットはすぐに売り切れてしまうため、帰りの切符が発売される日を待っている間に乗りたい新幹線の指定席が満席になることがあります。
また、満席になっていなくても、列車の人気のない座席しか空いていなかったり、二名以上での予約になると座席の位置が離れてしまうことも考えられます。

そのため、

  • 利用したい列車が決まっている
  • 複数人での予約でまとまった座席を取りたい
  • 座席位置の希望がある(窓側や通路側)

といった方は、往復の予約でも、発売日になったら片道ずつ予約していくことをおすすめします。

ただし、この方法だと、二回に分けて予約することになるため、手間がかかるというデメリットがあります。
JRの駅にあるみどりの窓口や指定席券売機で切符を予約する場合、二回赴く必要があり、忙しくて時間を取れないという方には面倒に感じてしまうかと思います。

また、往復割引が適用される長距離での利用の場合なら、注意しないといけない点があります。

往復割引とは?

往復割引は、乗車券に適用される割引制度のことです。
乗車券は、行きと帰りが同一区間の場合、「往復乗車券」として購入することができます。
そして、この往復乗車券の片道の営業キロが601キロ以上あるとき、「往復割引乗車券」となり、行きも帰りもそれぞれの運賃を一割引きで購入することができます。

往復割引は、往復の乗車券をまとめて購入しないと適用されません。

そのため、往復のチケットを二度に分けて購入する場合は、

  • 行きの発売開始日に、行きの指定席特急券のみを購入する
  • 帰りの発売開始日に、帰りの指定席特急券と往復の乗車券を購入する(乗車券の使用開始日は行きの日程に合わせる)

というようにすると、希望列車のチケットを手に入れられる可能性が高く、往復割引も適用されます。

あまり知られていない裏技なので、ぜひ実践してみてください。



往復の新幹線チケットを帰りの発売日にあわせて予約する場合

帰りの発売日にあわせて往復まとめて予約する場合のメリットは、二回に分ける方法よりも手間がかからないということ。

新幹線チケットの予約に時間を割けない方は、まとめて予約しましょう。

ただし、行きの新幹線の指定席が満席になってしまっている可能性があり、満席にはならなかったとしても、希望の列車や座席が埋まってしまっていたり、複数人での利用なら座席の位置がバラバラになってしまうというデメリットがありますので、注意が必要です。



年末年始やお盆などの新幹線チケットの予約はいつからできる?

年末年始やお盆などのピーク期であっても、新幹線の発売開始日は同じで、乗車予定日の一ヶ月前の同日午前10時から発売が開始されます。

年末年始やお盆のチケットを購入する際に気をつけなればならないのは、12月31日の新幹線チケットです。

12月31日の一ヶ月前は11月31日ですが、暦上11月31日は存在していないため、発売日は12月1日となります。

なお、1月1日のチケットの発売日も12月1日となります。



新幹線の自由席チケットの予約はいつからできる?

自由席の新幹線チケットを購入する場合も、発売日は同じです。

乗車予定日の一ヶ月前の同じ日午前10時から発売が開始されます。

自由席の新幹線チケットを購入する際に気をつけておきたいポイントは、乗車日をきちんと伝えること。

自由席の新幹線チケットは当日に購入する方が多いため、きちんと乗車日を伝えないと、買ったその日に使う新幹線チケットを購入してしまうことにもなりかねませんので、注意しましょう。

また、年末年始やお盆の自由席は座れない可能性が非常に高くなりますので、いつもは自由席を利用している方でも、ピーク期は指定席を確保することをおすすめします。



新幹線で予約が必要なのはどんなチケット?

新幹線で予約が必要なのはどんなチケット?

こちらが予約の必要な新幹線チケットです!

予約が必要となるのは、指定席のチケットのみ。

自由席を利用するなら、当日でもかまいません。
※ピーク期はみどりの窓口が混雑していますので、事前に購入できるなら乗車日までに購入しておくと安心です。

新幹線の指定席のチケットとして挙げられるのは、

  • 普通車指定席特急券
  • グリーン車指定席特急券
  • グランクラス

です。

これらの座席を確保したいと考えている場合は、発売開始日に予約をしておくと安心です。

特に、東北新幹線・北海道新幹線・北陸新幹線のグランクラスは座席数が少ないこともあり、激戦となりますので、発売開始と同時に予約することをおすすめします。

予約が必要な新幹線チケット
普通車
指定席
グリーン車
指定席
グランクラス
東海道新幹線 ×
山陽新幹線 ×
九州新幹線 ×
東北新幹線
北海道新幹線
秋田新幹線 ×
山形新幹線 ×
上越新幹線 ×
北陸新幹線

上記の一覧表は、新幹線ごとの予約が必要なチケットをまとめたものですので、ぜひご参考ください。



新幹線チケットを発売開始時に予約する方法は?

次にご紹介するのは、新幹線チケットを発売開始時に予約する方法です。

新幹線チケットには、様々な予約方法がありますので、その方法について一つずつまとめていきます。

みどりの窓口で新幹線チケットを予約する

新幹線予約の基本となるのが、「みどりの窓口」で新幹線チケットを予約する方法です。

みどりの窓口とは、JRの駅にある窓口のことを指します。

全ての駅にみどりの窓口があるというわけではなく、営業時間も異なりますので、まずは最寄り駅にみどりの窓口があるのかチェックしましょう。

朝10時から発売が開始されるため、座席などにこだわりがある方は10時より前にみどりの窓口の近くに到着しておくと安心です。

みどりの窓口に到着したら、「乗車日時(例:11月5日の午前9時頃)」「区間(例:東京駅から博多駅まで)」「利用人数(例:大人2名と子供1名)」「座席の種類(例:普通車の指定席)」を窓口係員に伝えます。

そうすると、希望に合った列車や空席を案内してもらうことができます。

案内してもらった列車で良ければ、後は支払いを済ませるだけです。

新幹線の予約は、必ずその場でチケット代を支払う必要があり、「後で(乗車当日などに)チケット代を支払う」ということは一切できません。

支払い方法は、現金払いまたはクレジットカード決済となります。

新幹線を利用する機会が少ない方にとっては不安なことも多いかと思いますので、質問しながら予約できるみどりの窓口がおすすめです。



指定席券売機で予約する

JRの駅には、「指定席券売機」というタッチパネル式の端末が設置されていて、予約が必要となる新幹線の指定席やグリーン券、グランクラスなどを予約することができます。

この指定席券売機も全ての駅に設置されているわけではありませんので、こちらも最寄り駅にあるのか事前にチェックしておきましょう。

最寄りの駅に指定席券売機があることを確認したら、JRの設置駅に行き、端末を操作します。
※下記に操作方法を詳しく後述いたしますので、操作方法を知りたい方はそちらをご参考ください。

乗車したい新幹線の選択が終わると、支払画面に切り替わりますので、「現金」または「クレジットカード」の二択から選択します。
指定席券売機で購入する場合も、支払いは現金またはクレジットカードとなり、事前に支払いを済ませておく必要があります。

現金の場合は現金投入口から現金を、クレジットカードの場合はカード投入口にカードを差し込みます。

支払いが済めば新幹線チケットが発券されるのを待つだけです。

初めて指定席券売機を利用する場合は操作方法が分からず戸惑うこともあるかと思いますが、ほとんどの駅では指定席券売機の側に駅係員が配置されています。
操作方法についてもきちんと説明してもらうことができますので、分からなくなったらすぐに声をかけてみましょう。

みどりの窓口に比べて、指定席券売機は混み合っていません。
また、みどりの窓口が閉まっていても指定席券売機なら新幹線チケットを購入することができることもありますので、一度利用してみてはいかがでしょうか。



指定席券売機で新幹線チケットを購入する際の基本的な操作方法

指定席券売機で新幹線チケットを購入する際の基本的な操作方法をご紹介いたします。

トップ画面から検索画面をタップ

「乗換案内から購入」または「時刻検索から購入」と書かれたボタンをタッチします。

乗車したい新幹線の条件を指定

条件を指定する画面に切り替わったら、

  • 出発駅
  • 到着駅
  • 利用日時
  • 人数

を入力して、「検索」をタッチします。

希望の新幹線を選択

新幹線の列車名や時間帯、空席状況などの検索結果が表示されたら、希望に合った時間帯の新幹線を指定します。

必要なチケットを選択

必要なチケットを選択する画面が表示されます。
新幹線の場合、乗車に必要となるのは特急券と乗車券なので、「特急券+乗車券を購入する」を選択しましょう。

座席の種類を選択

選択した新幹線の座席の種類(自由席・指定席・グリーン車など)を選択する画面に切り替わったら、希望の座席の「○」を選んでから「確認」をタッチしましょう。
※満席になっている場合は「×」と表示されており、選択することはできません。

座席の指定

乗車したい新幹線と座席の種類を選択すれば、座席の位置を指定することができます。
窓側のA席やE席(一列4席の新幹線ならD席)といった簡単な選択はもちろんのこと、「座席表から選ぶ」をタッチすれば乗車する新幹線の空席が細かく表示されますので、好みの座席を選ぶこともできます。

乗車券の種類を選択

乗車券を「片道」または「往復」のどちらにするのかが表示されます。
往復にする場合は、有効期間が帰りの乗車日以上あるかどうかを必ずチェックしましょう。

新幹線チケットの内容を確認

購入する新幹線チケットの最終確認画面が表示されます。

  • 出発日
  • 人数
  • 区間
  • 列車名
  • 普通車またはグリーン車
  • 禁煙または喫煙

など、全ての内容が表示されますので、間違いがないかしっかりとチェックし、良ければ「確認」をタッチしましょう。

支払い

支払画面が表示されたら、現金またはクレジットカードで支払います。

領収書が必要な場合は、現金を投入またはクレジットカードを差し込んだ後に、「領収書」というボタンをタッチすると、きっぷと一緒に領収書も発行することができます。

発券された新幹線チケットを受け取る

あとは新幹線チケットが出てくるのを待つだけです。

お釣りやきっぷの取り忘れには十分注意しましょう。

指定席券売機のお試し版を利用してみる

指定席券売機やみどりの券売機には、どのように操作するのかを知ることができるお試し版があります。

事前に操作方法を確認したい方は、下記リンクから体感されてみてはいかがでしょうか。




旅行会社で新幹線チケットを予約する

JTBや日本旅行など、一部の旅行会社では、新幹線の予約を受け付けています。

要領は「みどりの窓口」での予約方法と同じで、旅行会社で予約すれば旅行券が使えるというメリットがあります。

しかし、注意しないといけない点もあります。

旅行会社が取り扱う新幹線チケットには、「正規のチケット」と「旅行商品になっているチケット」の二つがあります。

「正規のチケット」とは、みどりの窓口や指定席券売機で購入するきっぷと同じもの。
このチケットを購入すれば、JRのルール通りに払い戻しや変更を行うことができますので、特に心配はいりません。

注意しなければいけないのは、「旅行商品になっているチケット」です。
代表的なものを挙げれば、JR東海ツアーズが販売する「ぷらっとこだま」や、各旅行会社が宿泊などのセットで販売する「マル契乗車票」です。
こういった新幹線チケットは、JRのルール通りに払い戻しや変更を行うことができません。

例えば乗車の一週間前に予定がキャンセルになり新幹線チケットが不要になった場合、正規の新幹線チケットなら払戻手数料の550円(乗車券220円+指定席特急券330円)を差し引いた残金は返金してもらうことができます。
これが旅行会社の場合、30%ほどのキャンセル料が発生したり、激安チケットなどなら場合によってはキャンセル不可、つまり1円も返金されないということもあり得るということです。

旅行商品になっている新幹線チケットは、正規料金より安くなるというメリットがある反面、融通が利かないというデメリットがあることを覚えておきましょう。

旅行会社で新幹線チケットを予約する場合は、どういった制約があるチケットなのかをしっかりと確認することをおすすめします。



インターネットで新幹線チケットを予約する

JR各社のウェブサイトでも、新幹線予約を受け付けています。

インターネットで予約すると、通常の発売日(一ヶ月前の同じ日朝10時から)のさらに一週間前から予約(申し込み)ができるというメリットがあります!
※JR東日本・JR北海道・JR西日本・JR九州のみ

ただし、会員登録が必要となり、利用するサービスによっては年会費も発生します。

利用する新幹線によってどのウェブサイトで会員登録をするのかも異なってきますので、詳細については下記の公式ホームページをご参考ください。

JR各社の新幹線ネット予約サービス
運営会社 サービス名
JR東日本 えきねっと
JR東日本 モバイルSuica
JR東海 エクスプレス予約
JR東海
JR西日本
スマートEX
JR西日本 e5489
JR九州 JR九州インターネット列車予約サービス

会員登録が不要の新幹線予約サイトを利用する

新幹線予約サイト きっぷる

会員登録が不要の新幹線予約サイトを利用する

最後にご紹介する方法は、会員登録をする必要がない新幹線予約サイト「きっぷる」です。

こちらのサイトでは、全国の新幹線とJR特急列車の予約が可能。
※予約できるのは普通車指定席・グリーン席・グランクラスとなり、自由席の新幹線チケットは予約することができません。

予約した新幹線の乗車券・特急券は、自宅や会社といった希望のお届け先にヤマト運輸の宅急便で配達されるという便利なサービスです。

支払方法も「クレジットカード決済」「コンビニ決済(コンビニで現金払い)」「ネットバンキング決済」「銀行振込」から選択することができます。

トップ画面に検索フォームが設置されていますので、

  • 希望の路線(東海道新幹線や東北新幹線など)
  • 乗車駅と降車駅(東京駅-新大阪駅、仙台駅-新青森駅など)
  • 座席の種類(普通車指定席・グリーン・グランクラス)
  • 乗車日と時間帯(時間帯は何時代に出発するかを選択します)
  • 人数

を選択して、「空席照会・予約」のボタンを押せば、条件に合った新幹線が表示されます。

あとは希望の新幹線を選択したり、配送先情報を入力、支払い方法の選択などをすれば、予約は完了。

入金確認後、1~3日以内には新幹線チケットが発送され、到着します。

忙しくてなかなか新幹線チケットを買いに行くことができない方にとってはとても便利なサイトなので、一度チェックしてみてください。

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発売開始日に購入した新幹線チケットを払い戻す方法は?

新幹線チケットを発売開始日に購入したものの、予定が無くなり不要になってしまうこともあるかと思います。

みどりの窓口や指定席券売機で購入した正規の新幹線チケットは、みどりの窓口で払い戻しをすることができます。

ただし、払い戻しにはルールがあり、手数料もかかります。

こういった内容については、本サイトの「新幹線の切符は払い戻しできます!キャンセル方法や払い戻し手数料は?」という記事で詳しくご紹介していますので、気になる方はこちらをご参考ください。

新幹線の払い戻しについてご紹介しています!

新幹線の切符は払い戻しできます!キャンセル方法や払い戻し手数料は?

裏技!人気列車の新幹線指定券は「事前申込(10時打ち)」で予約!

最後に、発売開始と同時に売り切れてしまう人気列車の新幹線指定券が手に入る確率をさらに上げることができる「事前申込(10時打ち)」という裏技についてご紹介いたします。

まず、10時打ちについてご紹介する前に知っておいていただきたいのは、発売日の午前10時を目処に予約を試みることができるのであれば、ほとんどの新幹線チケットは入手することができるということ。

ご存知の通り、新幹線は一つの列車あたりの座席数が多いため、一瞬にして満席になることはほぼありません。
そのため、10時の発売開始と同時に予約を試みることができるのであれば、年末年始やお盆の時期のチケットであっても座席が取れないということはほとんどありません。

発売開始と同時に取れなくなってしまう可能性が高い新幹線として挙げられるのは、北海道・東北新幹線の「はやぶさ」や秋田新幹線「こまち」の帰省シーズンのチケットです。

世間一般の年末年始休暇が12月28日~1月3日までだとすると、12月28日・29日の下りの新幹線チケットと、1月2日・3日の上りの新幹線チケットは、発売開始時に売り切れる可能性が高くなります。

そんなチケットをGETしたいときに使いたい裏技が、「事前申込(10時打ち)」です。

「事前申込(10時打ち)」とは、「発売開始日の10時になったらすぐに手配をしてください」という申し込みができるサービスのこと。
「事前申込」はJRの公式サービスとなっており、「10時打ち」は非公式サービスの名称です。
ただし、駅によっては事前申込のサービスをしていないこともあります。

この「事前申込(10時打ち)」は、JRの主要な駅のみどりの窓口や、旅行会社の一部店舗で受け付けています。

もちろん、受け付けてもらったからといって、確実に新幹線チケットが手に入るということではありません。
10時の発売開始時に予約を試みる努力をするものの、満席になってしまっていたらチケットは手に入りません。

また、「事前申込(10時打ち)」は、駅の窓口や旅行会社によって、少しずつルールが異なっています。

通常の流れは、発売日の早朝にみどりの窓口に到着した人から順番に受け付けをして、10時になったら受け付けた順番通りに駅の係員が端末を操作して新幹線の座席を確保していきます。
※受け付けてもらった人は、ずっと窓口にいる必要はなく、後で確保してもらった指定券を購入することができます。

受付時に一番を取れた方は10時に手配を試みてもらうことができますが、順番が後ろになった方は10時には手配してもらえません。

また、発売日より前に受付をしている駅があったり、旅行会社の場合はよく利用してくれている顧客にしか事前申込(10時打ち)サービスをしないという場合もあります。

そのため、「事前申込(10時打ち)」を利用してみたいという方は、

  • 利用しようと思っているみどりの窓口(または旅行会社)が「事前申込(10時打ち)」サービスをしているのか?
  • 受け付けてもらえる場合、どのような申込方法になるのか?

などは事前に確認しておきましょう。

また、全ての駅や旅行会社でこのサービスを実施しているわけではありませんので、いつも利用する駅で実施されていなくても、抗議などはしないでくださいね。



ルールを覚えれば高確率で新幹線チケットをGETできる!

新幹線の予約はいつからできるのか、その予約方法、予約が必要な新幹線チケットの種類などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

今回の内容を簡単にまとめると、

  • 新幹線の予約は、乗車予定日一ヶ月前の同じ日朝10時からできる
  • 一ヶ月前に同じ日がないときは、乗車予定日と同じ月の1日朝10時から予約できる
  • 往復で予約する場合は、行きと帰りのそれぞれの発売日に合わせて二回チケットを予約するか、帰りの発売日に合わせて往復のチケットを一回で予約する
  • 年末年始やお盆のチケットも発売開始日時は同じ
  • 予約が必要なのは、指定席(普通車指定席、グリーン車指定席、グランクラス)のチケットのみ
  • 新幹線チケットの基本的な予約方法は、みどりの窓口
  • みどりの窓口が混み合っているときは、指定席券売機がおすすめ
  • 旅行会社でも予約できるが、正規ではないチケットになることがあるため確認が必要
  • JR各社のインターネット予約には会員登録がひつよう
  • 会員登録なしの新幹線ネット予約なら「きっぷる」がおすすめ
  • 事前申込(10時打ち)サービスは実施していないこともあるので、事前に確認が必要

といったことになります。

今回ご紹介させていただいた内容で使えそうなことがあればぜひ実践していただき、新幹線チケット争奪戦に勝利していただければ幸いです!



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