北大東空港ってどんな空港?
北大東空港は、1971年に米国民政府援助資金により救急患者の輸送を主とする緊急着陸飛行場として建設されました。
その後、1978年に滑走路800mで供用が開始されました。
1997年には、大型化に対応する空港として、拡張整備がされました。
現在は、那覇空港、南大東空港とを結ぶ路線が就航されています。
北大東空港と結ばれている空港
- 那覇空港
- 南大東空港
北大東空港の各種サービスについて
案内・お問い合わせ
- 受付
その他施設・サービス
- 喫茶室
- VIPルーム
- 送迎デッキ
- 売店
北大東空港の周辺観光情報について
基本情報
北大東島は、貴重な植物が生息する長幕や、石積みの燐鉱石貯蔵庫跡、本土の文化を色濃く残す神社など、手付かずの自然や独特の歴史・文化が息づく島です。
大型レジャー施設やショッピング街はありませんが、素顔のままの土地柄こそが何よりの魅力で、島の人々があたたかく迎えてくれます。
沖縄海
岸壁に囲まれた北大東島の海岸で、唯一沖縄の海のようなリーフブレイクに似た波が見られることから「沖縄海」と呼ばれています。
波の穏やかな日には、人工的に作られた小さな潮溜まりで海水浴を楽しむことができます。
秋葉神社
戦前、八丈出身者で祀っていたものを、昭和58年に天狗岩の麓に建立しました。
火の神を祀り、無病息災を祈願する神社です。
天狗岩に隣接して建てられでおり、天狗岩をはさんだ反対側には岩の裂け目に小さな階段が作られ、その先にも拝所があります。
魚市場
正午を過ぎた頃、漁から帰ってきた船が自家用車などに牽引されて魚市場に集まってきます。
水揚げされたマグロ、サワラ、カジキなどは漁師たちの手で捌かれ、その日のうちに魚市場で販売されています。
大池
600万年前、環礁だった島の名残として島の内陸部に大小の池が散在しています。
そのほとりには海辺の植物、アダン、アコウの木が生育し、サギ類など多くの渡り鳥が飛来してきます。
北大東村民俗資料館
北大東村民俗資料館は、島の開拓の歴史を後世に伝えるとともに、島外から訪れる人々に島の歴史・文化・概要を紹介し、観光スポットとしての機能を果すために設立されました。
黒部岬
北大東島北西の岬付近には1919年頃までアホウドリが生息していたという記録があります。
アホウドリのことをクロブと呼んでいたことから、黒部(クロブ)岬と呼ばれたようです。
上陸公園
明治36年、北大東島開拓のために初めて上陸したと伝えられている場所です。
開拓当初はサトウキビの出荷港でもあり、海に降りていく急な坂道には線路や枕木が設置されていました。
2000年12月には開拓百周年記念事業の一環として北大東島開拓百周年記念碑の除幕式が行われたほか、上陸公園も完成しました。
東屋の中には北大東島を形どったテーブルが設置されています。
玉置半右衛門の碑
宇港の高台に建立されているので、眺望がよく、蓬かに南大東島も望むことができます。
戦前は木柱でしたが、昭和32年にコンクリートで再建されました。
玉置半右衛門の大東島開拓主としての堅忍不抜の精神に学び、その遺徳を偲んで、毎年11月1日には村役場を中心に村民が集まって祈祷祭を行っています。
長幕
長幕は昭和50年、国の天然記念物に指定されました。
北大東島の内陸部を環状に取り囲む隆起珊瑚礁地帯のうち、南部の約1.5㎞は、その内側が屏風を立てたように絶壁をなしてそびえ立つところから「長幕」と呼ばれています。
北大東島は、明治末年まで甘藷栽培のために開発され、伐採を免れた自然林内にもリュウキュウマツ、モクマオ等の外来種が侵入するなど、北大東島固有の林相を残すものはほとんど見られませんが、長幕周辺はその地形の特性のために開発されず、わずかに本来の植生に近いものを残しています。
特に昭和47年夏、ここで発見されたヒメタニワタリは、従来琉球列島にはなく小笠原諸島母島の固有種とされていたもので、植物地理学上、大きな価値を持っています。