飛行機旅行の日程が近づき、天気予報をチェックすると生憎の雨。
傘を用意したものの、機内に持ち込めるのかどうかが分からず、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、国内線フライトでの傘の取り扱いについてご紹介いたします。
傘は受託手荷物・機内持込手荷物どちらでもOK!
傘は、旅行カバンと一緒に受託手荷物として預けることができ、身の回り品として機内に持ち込むことも可能です。
どちらにしても、長さの制限はありませんので、お持ちのお気に入りの傘を旅行に持っていくことができます。
先端が鋭い傘の場合、他の搭乗者を傷つけてしまう恐れがあると判断される可能性があります。
傘が危険だと判断された場合、身の回り品として機内持ち込むことができませんので、受託手荷物として飛行機に預ける手続きを航空会社のチェックインカウンターで行いましょう。
傘を機内に持ち込む際の注意点は?
手荷物とは別に、身の回り品は一人一個まで!
傘を受託手荷物として飛行機に預ける手続きをしなかった場合、機内に持ち込むことができる本数は一人につき一本までとなります。
なお、機内に傘を持ち込む場合は、機内持込手荷物の規定が適用されます。
JALやANAといった一般航空会社では、総重量が制限以内である手荷物が一個と身の回り品が一個の合計二個までと定められていますので、ハンドバッグが手荷物の一個、傘が身の回り品の一個となり、その他の手荷物がある場合は傘を持ち込めない場合がありますので注意が必要です。
個数オーバーで傘が持ち込めないケースとしてよくあることが、
- 手荷物とは別にノートパソコンのケースを持っている
- カメラが専用のケースに入っている
- 手荷物とは別にショルダーバッグなどのカバンを持っている
- 旅行カバンが小さかったため機内に持ち込んでいる
といった場合です。
このケースだと、傘を合わせると身の回り品が二個になってしまいますので、傘は機内に持ち込めません。
手荷物とは別に身の回り品をお持ちの場合は、あらかじめ傘を航空会社のチェックインカウンターで受託手荷物にしてしまったほうがスムーズにフライトを楽しむことができます。
他の搭乗者の邪魔にならない気配り
傘を機内に持ち込む場合は、他の搭乗者の邪魔にならないように足元に置くようにしましょう。
傘が隣や前後の人の席にはみ出てしまう場合は、一言声をかけておくのがベストです。
くれぐれも注意しなければならないことが、頭上の収納棚に傘を入れてはいけないということ。
足元が狭く傘があるとリラックスできないからと収納棚に入れてしまうと、荷物を取り出す際に傘が落ちてしまい、怪我をしてしまう危険性があります。
ご自身や他の搭乗者が安全にフライトを楽しむためにも、傘は必ず足元に置きましょう。
オススメなのは受託手荷物として預けること
いかがでしたか?
旅のスケジュールに余裕があれば、傘は受託手荷物として預けてしまったほうが足元も狭くならず、他の搭乗者の邪魔にもなりません。
どうしても機内に持ち込みたい場合は、傘の先端が鋭利でないことと、荷物が手荷物1つと傘1本にまとまっていることをチェックして雨の日の旅行をスマートに楽しみましょう。