
赤ちゃんと初めての飛行機!準備はできていますか?
赤ちゃんと初めての飛行機旅行が決まり、ワクワクするのと同時に、様々な面で不安を感じている方も多いはず。
そこで今回は、
- 赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるのか
- いつまで赤ちゃんとして搭乗することができるのか
- 赤ちゃんと飛行機に乗る前にしておいたほうが良いこと
- 搭乗時の機内での過ごし方
など、赤ちゃんと飛行機に乗るためのルールやコツなどをご紹介していきます。
他の乗客にもしっかり配慮して、赤ちゃんも安心な楽しいフライトにしましょう。
赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるの?
まず気になるのが、赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるのか?ということ。
航空会社の規定によると、生後8日未満の赤ちゃんは飛行機に乗れません。
生後8日以降から、赤ちゃんも飛行機に乗ることができるようになります。
生後8日未満の赤ちゃんの飛行機搭乗ルール
生後8日未満の赤ちゃんは、飛行機に乗ることができません。
生後8日~2歳の赤ちゃんの飛行機搭乗ルール
赤ちゃんは、生後8日から飛行機に乗ることができます。
ただし、生後8日~2歳の赤ちゃんが飛行機に乗るためにはルールがあります。
生後8日~2歳の赤ちゃんが飛行機に乗るためのルール
- 大人(12歳以上)の同伴があれば、搭乗可。
- 同伴者と同じ座席(膝上)に座る場合、航空券は不要。
- お子様がおひとりで座席を使用する場合、航空券が必要。
ただし、生後8日~1歳までのお子様の場合、シートベルトサイン点灯中は、安全上の理由により同伴者と同じ座席を利用することになります。 - 同伴者と別に、お子さまの座席にチャイルドシートを利用して座る場合も、航空券が必要。
航空券を予約する前にルールを確認!
この他にも航空会社によって細かなルールがありますので、航空券を予約する前にチェックするようにしましょう。
生後8日以降から飛行機に乗ることができますが、密室で乾燥している機内は、抵抗力の低い赤ちゃんにとっては病気にかかりやすい環境と言えますので、できれば生後1ヶ月以内での搭乗は避けたほうが無難です。
また、搭乗前にはかかりつけの病院で赤ちゃんの健康状態を相談してもらうことをおすすめします。
赤ちゃんと飛行機に乗る前にしておいたほうが良いことは?
次は、航空会社の規定を確認した後にできることをご紹介いたします。
搭乗時間は赤ちゃんの生活リズムに合わす!
搭乗時間は、なるべく赤ちゃんの生活サイクルに合った時間にしましょう。
睡眠やミルク・離乳食のタイミングを考慮して、フライトの間に赤ちゃんが寝ているようにスケジュールを組むことでママの負担が軽減されます。
後方通路側の座席を予約!
座席は、後方通路側の席を予約しましょう。
前方の席は、早く降りたいビジネスマンや子供連れでない方にとって人気の座席となりますので、赤ちゃん連れの方にとっては居心地の悪い席となります。
後方の席は落ち着くことができ、客室乗務員もお手伝いがしやすい席となります。
また、通路側の席にすることで、おむつ替えのときにトイレに行きやすくなります。
おむつ替え等は搭乗前に!
空港内には授乳スペースやおむつ替えのできるトイレがありますので、搭乗前に済ませておきましょう。
機内でもおむつ替えや授乳をすることはできます。
しかし、機内は揺れやすく、通路も狭いため、トイレに何度も席を立つのは危険です。
ママの負担を軽減し、危険を回避するためにも、搭乗前に済ませましょう。
持ち物に不足がないように準備!
搭乗前にそろえておきたい持ち物もご紹介いたします。
おもちゃ
- 周りの人に配慮して、おもちゃは音の出ないものを選びましょう。
- いつも遊んでいるお気に入りのものと、新しいものを準備すると赤ちゃんも飽きにくくおすすめです。
おむつ・おしり拭き
- フライト時間に合わせて持ち込む枚数を決めましょう。
飲み物・ミルクセット
- 飲み物と一緒に、普段使っているマグを用意すると赤ちゃんも落ち着きやすくなります。
- ミルクセットの場合、機内ではお湯を出してもらえますので、哺乳瓶と粉ミルクを準備すれば大丈夫です。
- 授乳される場合は、授乳ケープも忘れず持参しましょう。
赤ちゃんの着替え
- 機内は揺れているため、何かと服が汚れてしまいます。
- 着替えは、少なくても1セットは機内に持ち込みましょう。
温度調節グッズ
- 赤ちゃんは、暑さや寒さでぐずりやすくなります。
- 夏場はウェットティッシュや夏用ジェルシート、冬場はバスタオルやカイロを持っていくと便利です。
- 航空会社によっては、赤ちゃん用ブランケットの貸し出しがあります。
赤ちゃんが寒そうであれば、客室乗務員に声をかけてみましょう。
抱っこ紐
- 離着陸時やおむつを替えるときなど、様々な場面で重宝します。
赤ちゃんと搭乗する際の機内での過ごし方
準備もしっかり行い、いざ搭乗!
次は、機内での過ごし方のコツをご紹介します。
赤ちゃんの耳抜き
大人であれば、耳に違和感を感じたときに自分で耳抜きをすることができますが、赤ちゃんは自分ではできません。
赤ちゃんに耳抜きは、おしゃぶりやラムネ、ミルクやジュースを飲ませる等して対処しましょう。
特に、上昇中や下降中に耳が痛みやすいので、タイミングを見計らうことが必要です。
もちろん、赤ちゃんが寝ているときは耳抜きは不要です。
周りの人には十分配慮を
席に着いたら、事前に前後左右の座席の人に一声かけておきましょう。
周りの人に迷惑をかけてしまう恐れがあると伝えるだけで、自分も周りの人も気持ちよくフライトを過ごすことができます。
無理せず客室乗務員に声をかける
手が必要なときは、無理をせずに客室乗務員に声をかえてお手伝いしてもらいましょう。
ひとりでトイレに行きたいときや手荷物の整理をしたいときは、客室乗務員が抱っこしてくれす。
また、赤ちゃんがどうしても泣き止まないときなどは、ギャレー(機内のキッチン)のスペースで赤ちゃんをあやしてあげることもできます。
※ギャレーでは熱い飲み物を作ったりしますので、赤ちゃんが触れたりしないよう十分注意しましょう。
赤ちゃんを飽きさせない!
機内は自分の好きな体勢になりにくく、普段よりもぐずりやすい環境となります。
事前に準備したおもちゃなどを使って、赤ちゃんを飽きさせないようにしましょう。
お絵かきは赤ちゃんが集中しやすいため、ペンや紙を持っていくと良いでしょう。
お菓子は小分けでジップロックなどに入れることで、袋を開けることに時間をかけ、すぐに食べつくされることもないのでおすすめです。
空港・航空会社のサービスを利用しよう!
航空会社や空港では、赤ちゃん連れのお客様向けのサービスを行っています。
空港内でのベビーカー貸出しや調乳器やベッドのある授乳室、キッズスペース、搭乗時の優先サービス、機内でのおもちゃなど、サービスは様々です。
利用する空港や航空会社のホームページを事前にチェックし、どのようなサービスが受けられるか確認しておくことで、心構えができます。
万全の準備で初めての飛行機体験を!
赤ちゃんの初めてのフライトは、パパママにとっても初めての体験。
しっかり準備して心構えをしておけば、大変な飛行機旅行でも楽しむことができます。
周りへの気配りを忘れず、万全の準備で楽しい旅行の思い出作りをしましょう。