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新幹線の途中下車とそのルールについて

投稿日:2018年5月14日
更新日:

新幹線の途中下車とそのルールについて

新幹線で途中下車するにはどうしたらいい?

新幹線に乗る際には、通常出発駅から到着駅までのチケットを購入しますが、その間に発着駅とは別の駅が存在するとき、それら別の駅で新幹線を降りることも可能です。

これを途中下車と表現しますが、ここにはいくつかのルールや決まりがあり、場合によっては大きな損をしてしまうケースも出てくるので要注意です。

ここでは、新幹線の途中下車について、その概要やルール等について説明していきます。

もし旅の途中で降りたい駅がある、もしくは降りなければならなくなったなど、途中下車する必要が出てきた時には参考にしてみてください。
あらかじめ知識として頭に入れておくことで、そのようなケースになった時にも慌てずに済むかもしれません。

改札口を出ると途中下車となる

乗車している新幹線からホームへと降りるだけでは、途中下車と表現することはできません。

JR線においては、乗車している新幹線から降り、その新幹線専用の改札を通過して外へ出ることを途中下車と呼んでいます。

そこから在来線の改札口を通過することも、同じような表現ができます。

新幹線が駅に停車している間に、新幹線のホームにある売店で飲み物を買うために列車から降りるだけでは、途中下車とは表現できないわけです。

新幹線の乗車券には、小さくですが、「下車前途無効」と書かれていることがあります。
これは、もし途中下車すれば、その乗車券は回収し、その乗車券では目的地まで行くことはできませんよ、ということを意味しています。

途中下車が可能な乗車券もある

全ての新幹線の乗車券が途中下車できないわけではありません。

途中下車が許されているのは、発着駅の間の営業キロが101kmを超過している場合の乗車券です。

これはもちろん片道の距離となりますが、例えば、東京駅と新大阪駅間はこの基準をクリアしているため、もし発着駅が東京駅と新大阪駅であった場合、それは途中下車できる乗車券となります。

東京駅と新大阪駅の間には名古屋駅がありますが、この名古屋駅で改札を通過することが可能であり、後にもう一度同じ乗車券を使い名古屋駅の改札を通過して中へと入り、本来の目的地に向かうことができるわけです。
これが、「途中下車が可能な乗車券」と呼ばれる理由。

ただし、新幹線の乗車に不可欠な特急券、これは例外なく途中下車できないチケットである点には要注意です。
もし東京から新大阪へ行く途中、名古屋駅で途中下車するのであれば、乗車券は後でも使うことができますが、特急券は回収され、使用することができなくなります。

グリーン車専用のチケットやグラングラス専用のチケットも同様で、途中下車した場合はそれ以降チケットは無効になることを頭に入れておきましょう。

もし最初から名古屋駅の改札を通過して外へ出ると決まっているのであれば、東京から新大阪までではなく、東京から名古屋までの特急券と、名古屋から新大阪までの特急券の2種類を購入しておくことで、特急券を無駄にすることなく途中下車することが可能となります。

途中下車が不可能な回数券

正規価格よりも割安で新幹線のチケットが購入できる回数券サービス。
金券ショップなどで購入して新幹線に乗車した経験を持っている人もいるかもしれません。

この回数券はとても便利でお得なきっぷなのですが、途中下車することは許されていません。

もし回数券を使用し新幹線へと乗り込み、その後、目的地前の駅で途中下車してしまった場合、その回数券は効力を失います。
いわゆる、前途無効となってしまうのです。

回数券は、目的地まで降りないと決まっている時のみ使用するようにしましょう。

オンライン販売で手に入れたチケットも途中下車不可

新幹線チケットには、通常料金よりも安く購入できるサービスが複数あります。
特にオンライン上で入手可能な割引チケットはとてもお得で種類も非常に多いのですが、これらは基本的に途中下車不可となっています。

代表的なサービスをあげると、「スーパー早特きっぷ」や「えきねっとトクだ値」などがこれにあたります。

もし目的地前の駅で途中下車すると、それらオンライン上で入手したチケットは改札を通過した時点で無効となり、さらには、通常料金でチケット代を支払わなければならなくなるケースも出てきます。

非常に大きな損をすることになるので、新幹線のチケットをオンラインで購入する際には十分に気を付けるようにしてください。

その他の割安チケットも途中下車は原則不可

JRには「お得なきっぷ」や「おトクなきっぷ」と呼ばれる新幹線チケットがあります。これらもオンラインで購入できたりするものですが、やはり途中下車をすると、チケットがそれ以降一切使えなくなってしまいます。

中には途中下車して、同じきっぷで再び改札口を通り新幹線に乗れるものもあるものの、原則不可能ですから、購入前に確認を怠らないようにしましょう。

ツアーと一緒に手に入れるチケットも途中下車不可

新幹線のチケット単体の購入ではなく、旅行会社の商品としてツアーへ申し込み、それによって新幹線のチケットを手に入れるとこともできますが、これもオンラインで購入可能なチケットと同様に、ほぼ全てのケースで途中下車ができないルールとなっています。

途中下車した時の扱いも同じです。
それ以降はそのチケットが一切使えなくなるか、または、チケット料金の全てを通常料金で支払うことを要求されてしまいます。

「ぷらっとこだま」や「バリ得こだま」は新幹線「こだま」に関する商品ですが、これも全て同じルールとなっているので、旅行会社などを通じて新幹線のチケットを手に入れる予定がある方は、途中下車の可能性も少々考えながら予約や購入をした方がいいのかもしれません。

同地域で途中下車できないルールも知っておこう

途中下車できるか否か、このルールには少し複雑なものもあります。
覚えてしまえば大して難しくはないのですが、発着駅と同じ地域では途中下車できないという、少々特殊なルールが存在しているのです。

この説明だけでは少しわかりにくいと思うので、例を出しながら説明していきましょう。

ほんの一例ですが、持っているきっぷに「東京→大阪」と記載されているとします。東京駅から大阪駅まで行くことを目的に購入したきっぷですから、こう書いてあるのは当たり前。

この場合、発着駅は東京と大阪になるので、東京都区内や大阪市内では途中下車することができません。

このきっぷを用い新宿駅から改札口を通過したとします。
一度通過すると、同じ東京都区内である東京駅や品川駅で途中下車することが許されないのです。

また、列車に乗り大阪市内に入った後でも、到着駅が大阪駅になっているので、同じ地域に存在している新大阪駅で途中下車することはできません。

この場合の途中下車とは、もちろん、改札口を通った後でもきっぷに有効性を持たせておくことを指しています。
つまり、このケースでは、新大阪駅で降りてしまったら、その時点で同じきっぷを再び受け取ることはできなくなるのです。

途中下車するにはきっぷを自動改札機に通すだけ

片道が101km以上の場合には途中下車可能な乗車券となるわけですが、その乗車券を特急券と一緒に自動改札機に通すことで途中下車ができます。

説明したように特急券は途中下車不可となっていますから、自動改札機から出てくるのは、途中下車が可能な乗車券のみ。
乗車券が出てきたということは、それを使えば、もう一度改札口を通って中に入れるということになります。

片道が101kmを超えているかどうか、途中下車ができるタイプのチケットかどうか、これが不明であれば、駅員さんなどに一度聞いて確認してから改札を通過した方がいいかもしれません。

途中下車が可能な期限とは

きっぷそれぞれには有効期限が定められており、その期限内でなければ途中下車することはできません。

これは営業キロによってそれぞれ定められています。

  • 200kmまでのきっぷは2日間
  • 400kmまでであれば3日間
  • 600kmまでであれば4日間
  • 800kmまでであれば5日間
  • 1000kmまでであれば6日間

200km刻みで1日ずつ有効期限が延びていくという設定になっています。

東京-新大阪間は「600kmまで」の設定になってるので、有効期限は4日間。
途中下車も可能な距離ですから、東京駅を出発し、名古屋で途中下車。そのまま名古屋に3日滞在したのち、同じチケットで再び改札口を通過し列車に乗る、ということが可能になるわけです。

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